立ち仕事の足の疲れを軽減する5つの方法|義肢装具士監修
2026年5月3日 ・ FARS編集部
セルフケア立ち仕事足の疲れ
「夕方になると足の裏がジンジン痛む」「翌朝になっても疲れが残る」——保育士・看護師・販売員・旅館スタッフ・整体師など立ち仕事の方なら、誰もが経験する足の疲れ。義肢装具士の視点から、原因と日常で実践できる軽減方法を5つ紹介します。
立ち仕事の足の疲れが起きる仕組み
長時間立ち続けると足底の筋肉・腱・足底腱膜が反復的にストレスを受けます。日本整形外科学会によれば、成人期扁平足は「年齢による腱の変性や体重の負荷によって、(後脛骨筋)腱が断裂すればアーチは低下する」とされ、初期には目立たなくとも徐々に変形が進むことが知られています[1]。
アーチが低下すると衝撃吸収機能が落ち、足底の特定部位に荷重が集中。これが慢性的な疲労感や痛みにつながります。
方法1:足底を支えるアーチサポートを取り入れる
日本整形外科学会の成人期扁平足の解説では、保存療法として「アーチサポート付きの足底板が処方され」ると記載されています[1]。足のアーチを下から物理的に支える環境を整えることが基本となります。
ただし、装具用インソール・市販インソールには弱点があります——靴を脱ぐ職場(保育園・旅館・整体院)では使えないこと。そうした場面で活用できるのが、アーチパッドを内蔵したアーチサポート靴下です。FARSは靴下を履くだけで素足に近い状態でも足底をサポートできるよう設計されています。
方法2:勤務後のふくらはぎマッサージ
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれます。これは、ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩を繰り返すことで深部静脈を圧迫し、下肢の血液を心臓に押し戻す筋ポンプ作用を担っているためです。
勤務後に下から上に5〜10分マッサージすることで、滞留した血液とリンパの流れを促し、疲労感の翌日への持ち越しを抑えやすくなります。
方法3:足首のストレッチと足指運動
日本整形外科学会の成人期扁平足の解説でも、保存療法として「裸足での生活を心掛け、足指を使う」「ストレッチ体操」が挙げられています[1]。具体的には:
- 足首回し:左右各20回。アキレス腱と足関節周囲の筋肉をほぐす
- タオルギャザー:床に置いたタオルを足指で手繰り寄せる。足底筋群を強化
- 足指じゃんけん:グー・チョキ・パーを各10回。足の内在筋を活性化
これらは5分でできるため、お風呂上がりに習慣化するのがおすすめです。
方法4:シューズの見直し
立ち仕事用のシューズは、かかとが安定しソールに適度なクッション性があるものを選びましょう。
- クッション性のあるアウトソール
- かかとを包むしっかりとしたヒールカウンター
- つま先にゆとりがある(外反母趾予防)
- 底が硬すぎない(足の動きを阻害しない)
方法5:温浴で血行促進
シャワーだけで済ませず、10〜15分の入浴で下肢の血行を促進。冷えによる血管収縮を解消し、老廃物の排出をサポートします。お風呂上がりにふくらはぎ・足底のストレッチを行うとさらに効果的です。
FARSの活用シーン
FARSのアーチサポート靴下は、勤務中のアーチサポートとして上記の対策を補完します。義肢装具士が300足分の患者の足底データから設計したアーチパッドが、立ち仕事中の足底への負担を分散します。
とくに「保育園・旅館・整体院など、靴を脱いで働く職場」「インソールが使えない職場」の方の足底ケアにご活用いただけます。
参考文献
- 日本整形外科学会「成人期扁平足」https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/adult_period_flatfoot.html(参照: 2026年5月)
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本記事は一般的な情報提供を目的としています。具体的な症状の診断・治療については、整形外科医にご相談ください。FARSは医療機器ではありません。

