ハイアーチの見分け方|足跡でわかるセルフチェック 4 つと診断基準を義肢装具士が解説
2026年7月9日 ・ FARS編集部
セルフチェックハイアーチ見分け方
「自分の足はハイアーチなのか、普通なのか」——ネットで調べても判断に迷う方は多いはず。この記事では、自宅でできるハイアーチの見分け方 4 つと、整形外科で使われる診断基準を義肢装具士が解説します。
チェック 1:足跡で見分ける(ウェットテスト)

最も分かりやすいのが足跡による判定です。
- 足裏を軽く水で濡らす
- 段ボール・厚紙・玄関のタイルなどに、体重をかけて数秒立つ
- 残った足跡の形を見る
足跡のタイプは 3 つに分かれます。
- 正常アーチ:かかとと前足部が、土踏まず側のくびれた帯でつながる
- 扁平足:足裏全体がべったり写り、くびれがない
- ハイアーチ:かかとと前足部が分断される、または外側の細い帯だけでつながる
お風呂上がりの脱衣所の足跡や、砂浜・プールサイドの足跡でも同じ判定ができます。
チェック 2:靴底のすり減り方で見分ける
半年以上履いた靴の裏を見てください。
- かかとの外側と前足部だけが極端にすり減る → ハイアーチ傾向
- かかとの内側がすり減り、内側に倒れる → 扁平足傾向
- かかと外側から親指の付け根へ均等にすり減る → 正常
ハイアーチの足は接地が「かかと」と「指の付け根」に二極化するため、靴底の真ん中だけがきれいに残るのが特徴です。
チェック 3:見た目と触った感覚で見分ける

- 立った状態で、土踏まずの下に指が 2 本以上スッと入る
- 足の甲が盛り上がっている(甲高)
- 足指が浮いている・ハンマー状に曲がっている
- 指の付け根(足裏側)にタコ・魚の目がある
2 つ以上当てはまればハイアーチの可能性が高まります。
チェック 4:症状で見分ける
足型が微妙でも、次の症状パターンはハイアーチのサインです。
- 長く歩くと、足裏のかかとと指の付け根だけが痛くなる
- 足首を年に何度もひねる
- 夕方に足の外側がだるくなる
- 歩く足音が「ドンドン」と重い
整形外科ではどう診断される?
セルフチェックはあくまで目安です。整形外科では以下の方法で診断されます。
- 視診・触診:足部のアライメント(骨の並び)を確認
- レントゲン撮影:側面像でメアリー角(第 1 中足骨と距骨のなす角度)などを計測し、アーチの高さを客観的に評価
- 神経学的検査:進行性のハイアーチでは、神経疾患由来でないかを確認
特に「短期間で足型が変わってきた」「左右差が大きい」「しびれ・脱力がある」場合は、セルフチェックで済ませず整形外科を受診してください。
ハイアーチだと分かったら次にすること
ハイアーチと分かっても、慌てる必要はありません。ポイントはかかと・指の付け根に集中する圧を、足裏全体に分散させることです。
- 原因を知る:「ハイアーチの原因 7 つ」で自分のタイプを確認
- 日常ケアを始める:「ハイアーチの対策 5 ステップ」でストレッチと靴選びを見直す
- アーチサポートを習慣化する:義肢装具士が設計したFARS(ファーズ)のアーチサポート靴下なら、履くだけで 3 点アーチを支えられます
まとめ
ハイアーチの見分け方は「足跡・靴底・見た目・症状」の 4 チェック。1 つでも強く当てはまるなら、症状が出る前の今から圧分散のケアを始めるのがおすすめです。迷ったら整形外科でレントゲン評価を受ければ確実です。
土踏まず・足のセルフチェック シリーズ
- 土踏まずがある人・ない人の違い|土踏まずの役割
- 土踏まずが深い人の特徴|ハイアーチとの関係
- ハイアーチの見分け方|足跡でわかるセルフチェック
- 骨棘(こつきょく)とは?かかとの骨が出てる原因
- ハイアーチとは?凹足との違い・症状・原因

